原の寒天の様子

まちなか仕掛人

2008年06月18日 16:14


原、塚脇地区では、冬季には寒天を盛んに作っていました。米の裏の季節に寒天業者が田んぼを借りて作ります。「てんぐさ」を煮てそのエキスで寒天を作ります。それをところてんつきで細長い状態にして冬の冷気で凍らせます。翌日、昼の陽気で氷が溶けて水分がなくなります。そしてパリパリの繊維状の寒天が出来上がります。最近は田んぼで干している光景は見かけなくなりました。

写真「茨木高槻の100年」より